クレジットカードとクレジットスコア
クレジットカードの使用履歴はクレジットヒストリーと呼ばれ、クレジットカード会社が保管しています(最長で 7 年間、破産記録は 10 年間)。
クレジットヒストリーは社会保障番号 Social Security Number (SSN) で管理しているので、引越しても複数のクレジットカードを使用しても同一 SSN の記録はまとめられます。
クレジットヒストリーを数値化したものがクレジットスコアで、クレジットカード会社などの金融機関が融資をするときの参考にします。
クレジットヒストリーをまとめたものをクレジットレポートと呼び、Equifax, Experian, Trans Union が管理しています。
2003 年に承認された The Fair and Accurate Credit Transactions Act(FACT Act) という法律により、消費者は 3 社のクレジットレポートを年に 1 度、郵送や電話やインターネットにより無料で入手できるようになりました(クレジットスコアの確認には数ドル必要)。
クレジットスコアのうち、Fair Isaac Corporation が 1956 年に開発した FICO スコアが一般的に利用されています。
FICO スコアは次の要素で決まると言われる 300 〜 850 の数値で、通常は 600 〜 800 です(全米平均は約 680)。

- 返済実績 35 %
- 遅延の有無・期間・回数など
- 負債額 30 %
- 借入限度に近い金額だと点数が下がる
- 取引年数 15 %
- 1 枚のクレジットカードを長く使った方が良い
- 休眠カードは対象にならない
- クレジットカードや住宅ローンの申請 10 %
- クレジットカードは 3 点、住宅ローンは 4 点の減点(却下されても)
一般的に、以下のようになります(660 や 620 を境界とする文献もある)。
| FICO スコア | 住宅ローンの種類 |
|---|---|
| 680 〜 | プライム向け住宅ローン |
| 575 〜 680 | サブプライム向け住宅ローン |
一方、アメリカの銀行監督当局は、サブプライム向け住宅ローンの借り手として、以下を例示しています。
- 過去 1 年間に 2 回以上の「30 日延滞」か 1 回以上の「60 日延滞」
- 過去 2 年間に裁判・担保物件の処分・占有の回収・引当の対象となった債権
- 過去 5 年間に破産
- FICO スコアが 660 以下(金融商品や担保により上下)など高いデフォルト率を示す指標に該当
- 所得に対する返済率が 50 % 以上か月収から返済額を差し引いた額が生計費に満たない
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